【ビール好き必見!】ビアスタイル別におすすめビールを紹介!

ビールが好きな皆さん、まだ踏み出せていないビールの領域がありますか?

同じビールでも味が全然違うビールが世界にはたくさん存在します。

今回は、エールとラガーの2種類のビアスタイルを簡単に解説したうえで、10種類のビールを紹介するので、新しいビールを開拓する時の参考にしてみてくださいね!

ビールの種類は2つのビアスタイルに分類される

ビールが好きな方は、2つのビアスタイルはすでに知っている方も多いと思いますが、具体的に何が違うのかまで把握されてる方は少ないのかなと思います。エールビールとラガービールの違いを簡単に解説させていただきます!

ラガービール

ラガービールは、下面発酵酵母を用いて作られ、5℃から10℃ほどの低い温度で発酵することから、雑菌の繁殖を抑えやすいのが特徴です。大体7日から10日かけて発酵させた後、1ヶ月ほどの熟成期間を経て完成します。

黄金色かつキレとコクのある味わいという一般的なビールのイメージを形成しているのが、ラガービールです。

エールビール

エールビールは、上面発酵酵母を用いて作られ、15℃から25℃あたりの温度帯で3日~5日ほどで発酵し、発酵してから2週間ほどの熟成期間の後に完成します。ラガービールと比較すると、温度帯が高く、発酵期間と熟成期間も短期間の為、完成までの期間が早いです。

エールビールは、果実を思わせる芳醇な香りを持ち、時間をかけてじっくりと味わいたい方に適したビールです。

世界の様々なラガービール5選

日本で流通しているほとんどのビールが、このラガービールに該当します。居酒屋でよく耳にする

「生ください!」

で提供されるビールは、例外なくラガービールなんです。

日本だけでなく世界中で愛されているラガービールの中でも、有名な5種類のビールを紹介していきます!

ピルスナー

出典:世界中で愛されるピルスナービールの元祖「ピルスナーウルケル」を体感せよ!

世界で最も飲まれているビアスタイルのピルスナーは、1842年に誕生して以来、今日のビールの常識としてビール界に君臨し続けています。

ピルスナーの美味しさは、トリプルデコクションによる麦芽由来の甘みと、ザーツ産ホップ由来の苦味が調和して完成します。加えて、濃厚でクリーミーな泡は、口当たりの良さと芳醇な香りを生み出しています。

へレス

出典:ミュンヘンっ子といえばAUGUSTINER! MUC No.1ビールの紹介

ミュンヘンで愛されるへレスの中で、最も有名な”Lagerbier Hell”です。

ミュンヘンで最も古い歴史を持つ醸造所「アウグスティーナー」で、作られる特別な麦芽を使用しており、仕込み水やホップにも強くこだわり続け、唯一無二の味わいを作り続けています。

基本を大切にする丁寧なビール造りが今もなお、人々に愛される大きな要因の一つでしょう。

メルツェン

出典:メルツェンの気分

ビール大国であるドイツに敬意を払い、原材料にはドイツ麦芽「IREKS」をメインに使用し、ホップもドイツ伝統品種「Hallertau Mittelfruh」を使用しているビールです。

メルツェンビールの香りは、麦芽の香ばしさが広がりつつも、ほのかにフルーティーさも存在しており、スッキリとした味わいとなっています。こだわった醸造方法により、甘味やコクなどの奥行きのある味わいを創出しており、飲めば飲むほどその魅力を感じることでしょう。

シュバルツ

出典:「シュバルツ」とは?ゲーテが愛した優雅な味わいのクラフトビール

シュバルツとは、原産国のドイツでは「黒」という意味で、焙煎した麦芽とホップを原料にして醸造される、黒ビールです。色合いは褐色から黒まであり、同じ黒ビールであるスタウトと比べて、アルコール分が控えめで飲みやすいことから、黒ビール初心者にもおすすめです。

その味わいは、ローストの香ばしさと苦み、かすかな甘み、ラガーらしいすっきりした黒ビールならではの美味しさを感じさせてくれます。

ボック

出典:「ボック」とは、ドイツ発祥の伝統的なハイアルコールビール

ボックはドイツ生まれの古くから愛されるビールの一つですが、他のビールとの違いは、長い歴史の中で様々な種類が作られており、その幅広さがコアなビールファンを虜にしています。一般的なボックのスタイルは、トラディショナル、へレス、ドッペル、アイス、ヴァイツェンの5種類があり、いずれも特徴を持った味わい深いビールとなっています。

日本では、まだ数の少ないボックですが、世界中のクラフトビールメーカーがオリジナルのボックを醸造しており、注目を集めています。

世界の様々なエールビール5選

昨今のクラフトビールブームの流れでさらに注目を集めているのが、エールビールです!

個性豊かなクラフトビールとその種類の多さ、味の幅は色んな料理に合わせて楽しめるワインのような楽しみ方ができる点もラガービールには無い魅力の一つでしょう。

大量生産向きのラガービールと比較して、少量多種のエールビールは、開拓の余地がかなりあるのではないでしょうか。中でも世界的に有名な5種類を紹介します。

IPA

出典:アメリカでビールを飲むならこれ!定番から人気急上昇中のものまで15選をご紹介!

IPAとは、「インディアペールエール」の略称であり、世界中で愛されているエールビールの一つです。ポップを増やして作られるため、ペールエールの中でも香りと苦みが強いのが特徴的な味となっています。

比較的アルコール度数も高いですが、実はフルーティな一面も持ち合わせているので、決して飲みにくさというのは、感じないビールなんです!ですが、苦味があるのも事実なので、色んなエールビールを試してから、IPAにも手を伸ばしていくのが、おすすめです。

ペールエール

出典:JPE MAALL ショッピング

アメリカンホップの華やかな香りとしっかりとしたコクと苦みが感じられるペールエールです。画像のペールエールは、日本のものですが、柑橘系のホップにレモンを加えていて、より深いアロマを感じさせることに成功したものです。

ペールエールは苦味こそありますが、そこに香り付けやホップで爽やかさをミックスすることで、華やかさを演出し、味わいを楽しめる一品に仕上げています。味の濃い料理やチーズなどと、一緒に嗜むとより美味しさを感じられるかもしれません。

スタウト

出典:KAWABA ONLINE STORE

スタウトの最大の特徴は黒ビールであることそのものです。味は非常に濃厚で苦味と酸味が強く、一般的なラガービールと比較してアルコール度数高いのも特徴です。

黒ビールの苦味はかなり人を選ぶので、初めての1杯で失敗しないためにも、良いものを購入することを推奨します!

セゾン

出典:BELGIAN BEER JAPAN

色はややオレンジがかった、ゴールドでラガービールよりも淡い色をしています。ふくらみのある細かい泡が持続し、ホップの苦味と旨味、酸味のバランスが非常によく、さわやかながらビールらしいパンチを感じられる味わいです。

全体的に飲みやすいものが多く、さっぱりしたサラダとも非常に相性が良いです!

ケルシュ

出典:欧州麦酒屋

ケルシュは、「シュタンゲ」独特なグラスで提供されることが多く、空になると次のビールが提供される「わんこビール」スタイルがかなり特徴的です。

苦味が少なく、ラガーのようなスッキリさと、エールの香りの華やかさが両立されたビールで、苦味が苦手でビールが飲めない方に非常におすすめの種類です。

【まとめ】ビアスタイルによって違うビールを楽しもう!

ここまで、世界のビールを紹介しながら、ラガービール、エールビールそれぞれの特徴を解説してきましたが、気になるビールは見つかりましたか?

ビアスタイルはここで紹介した以上に種類があり、自分に合ったビールを探すのもビールの楽しみ方の一つです。ぜひ、参考にして、これからのビールライフを楽しんでくださいね!

 

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